店頭でおこなう金の鑑定方法
店頭でおこなう金の鑑定方法
① 刻印を調べ、種類を判定
目視、またはルーペで刻印を調べます。(18K、24Kなど純度を表す刻印が彫られています。)
② 真贋鑑定
貴金属が本物であるか、そして金の純度を調べる為、最新の分析装置に乗せて重さ、材質を
チェックします。
③ 金額の算出
貴金属の種別と量、その日の相場を掛け合わせて買取金額をご提示します。
自宅でおこなう金の査定方法
金の純度が分からない場合、お店で鑑定・買取をお願いする前に自宅で見当をつけたい方も
いらっしゃると思います。
ここでは自宅でも分析装置によりおこなう真贋鑑定を自宅でもおこなえる方法をお伝えします。
-準備する物-
計り、細い針金、水、容器
① 軽めの容器に水を入れて計りの上に置き、正確な重量を記録します。
② 金を細い針金でつなぎ、容器の中に入れます。この時、金が容器の底や側面に触れず、全て水中に
浸かっている状態にします。
その状態で重量を量ります。
③ ②で記録した数値から①で記録した数値を引きます。これを水中重量と言います。
④ 金を直接計りの上に置いて空中重量を量ります。これを水中重量で割り、比重値を算出します。
金の純度によって比重値が決まっていますので、照らし合わせることによって金の純度を求めることが
できます。
-比重値-
24金:19.3
22金:18.04~17.60
20金:16.96~16.20
18金:15.96~14.96
14金:14.31~13.01
10金:12.97~11.51
※銀割、銅割、銀銅割によって比重値が変わるため、比重値に幅が出ています。
例)
金の重量:60g 容器と水の重量:35g
容器と水と水中の金の重量:39g
39-35=4g(水中重量)
60÷4=15(比重値)